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Next.js AI開発7 min read

Next.jsでAIアプリを作る基本構成:画面・API・AI API・ログの役割

Next.jsでAIアプリを作るときの最小構成を、画面、Route Handler、AI API、保存、ログの役割に分けて初心者向けに解説します。

Next.js AI開発

結論

Next.jsでAIアプリを作るなら、最初は「画面」「サーバー側API」「AI API呼び出し」「結果表示」の4つに分けて考えると分かりやすくなります。

APIキーをブラウザに置かず、サーバー側でAI APIを呼び出すことが基本です。保存、認証、決済、ダッシュボードは、最初の検証では必須ではありません。

対象読者

  • Next.jsでAIアプリを作りたい開発初心者
  • OpenAI APIなどを安全に呼び出す構成を知りたい人
  • AI機能の画面、API、ログの役割を整理したい人
  • まず小さなAIアプリを作って検証したい人

基本構成

最小構成は以下です。

ユーザー
  ↓
Next.jsの画面
  ↓
Route Handler
  ↓
AI API
  ↓
Route Handler
  ↓
画面に結果表示

この構成では、ブラウザは直接AI APIを呼びません。AI APIキーはサーバー側だけで使います。

各要素の役割

要素 役割 最初に必要か
画面 入力フォームと結果表示を担当する 必要
Route Handler APIキーを隠してAI APIを呼ぶ 必要
AI API 要約、生成、分類などを行う 必要
ログ エラーや処理時間を確認する できれば必要
DB 入力や結果を保存する 後からでもよい
認証 ユーザーごとに管理する 後からでよい
決済 有料化する 最初は不要

画面で考えること

画面では、ユーザーが迷わず入力できることが大切です。

最初から複雑な設定画面を作るより、以下を決めます。

  • 入力欄は何か
  • 実行ボタンは何をするか
  • 実行中に何を表示するか
  • 結果をどの形式で見せるか
  • エラー時にどう案内するか

AIアプリでは、処理に数秒かかることがあります。そのため、実行中の表示や失敗時の表示を用意しておくと、ユーザーが安心して使えます。

サーバー側APIで考えること

Next.jsでは、Route Handlerを使ってサーバー側の処理を作れます。

サーバー側APIでは、主に以下を担当します。

処理 内容
入力チェック 空文字、長すぎる文章、不正な形式を弾く
APIキー管理 AI APIキーをブラウザに出さない
AI API呼び出し モデルへ入力を送って結果を受け取る
エラー処理 タイムアウトや失敗を分かりやすく返す
ログ 処理時間や失敗理由を残す

APIキーの扱いに不安がある場合は、サーバー側APIで環境変数を扱い、ブラウザに秘密情報を渡さない構成を先に確認してください。

よくある設計ミス

ミス 問題 対策
ブラウザからAI APIを直接呼ぶ APIキーが漏れる可能性がある 必ずサーバー側APIを経由する
入力チェックがない 長すぎる入力でコストや失敗が増える 文字数や形式を確認する
エラーをそのまま表示する ユーザーに意味が伝わらない 再試行や入力修正の案内を出す
ログを残さない 失敗原因が分からない 処理時間、失敗理由、入力種別を記録する
最初からDBを複雑にする 検証が遅くなる 保存は必要になってから追加する

実装前チェックリスト

  • AI APIキーをサーバー側だけで使う設計になっている
  • 入力の長さや形式をチェックしている
  • 実行中の表示がある
  • エラー時の表示がある
  • AIの結果形式がある程度決まっている
  • APIコストを増やしすぎない制限がある
  • ログで失敗原因を追える

コストも設計に含める

AI APIを使うアプリでは、1回の実行ごとにコストが発生します。入力が長い、出力が長い、実行回数が多いほど費用は増えます。

公開前には、以下をざっくり見積もります。

  • 1回あたりの入力文字量
  • 1回あたりの出力文字量
  • 1日あたりの実行回数
  • 月間の想定利用量

具体的な見積もりは、AI APIの料金を見積もる方法 を読むと整理しやすくなります。

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まとめ

Next.jsでAIアプリを作るときは、画面、サーバー側API、AI API、ログの役割を分けて考えることが重要です。

最初は小さく作り、APIキーを守り、入力チェックとエラー処理を入れ、必要になってから保存や認証を追加する流れが安全です。